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イノベーション

パリ五輪が閉幕しました。選手から多くの感動をいただき、暑い毎日を乗り切れていると思います。中でも、フェンシングは、5個のメダルを獲得しました。日本国内でも競技人口が6千人程度という馴染みの少ない競技ですが、そのスピード感、緊張感、そして選手の所作の華麗さに引き込まれました。

2017年に北京五輪銀メダリストの太田さんが日本フェンシング協会会長に就任されてから協会として新たなチャレンジをしてこられた成果が東京、パリと着実に身を結んでいます。外国人コーチの招聘が注目されていますが、それ以外にも様々な取り組みが相まっての結果だと思います。

特に注目すべきは、経営理念の明確化とアスリートファーストの取り組みです。「感動体験の提供」を協会の目的に据えて、試合をわかりやすく見える化し、映像、照明を使ってエンターテイメント化することで、ファンとスポンサーを巻き込んだのです。そして、戦術については世界に先駆けてデータ分析を取り入れ、コーチ、選手、アナリストがフラットに意見を出し合える環境をつくったそうです。また、選手がセカンドキャリアを描けるようサポートにも力を入れています。スポーツ界のベンチャーとしてイノベーションを起こしているように思います。この先、協会がどんな進化を見せてくれるのか益々楽しみです。そして引退後の選手たちが世界中で指導者や組織運営者として活躍される姿を見たいですね。




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